人の免疫システムを支えているのは、たくさんのミネラルやビタミンC,ビタミンE,βカロチンなどのビタミン類、たんぱく質などです。
私たちの身体では5000種類もの抗酸化酵素がはたらいています。内4割の酵素はミネラルがないと抗酸化力が発揮できないそうです。さまざまなミネラルやビタミンなどがたえず十分に補給されていることが病気に侵されない身体づくりに不可欠のようです。
それは、イニシエーターやプロモーターが原因で多くの活性酸素が発生し、細胞の遺伝子を傷つける時点で、元気な肝臓機能によって豊富な抗酸化物質(栄養素)がつくられ、身体の各組織に十分に配られているかどうかが重要になってきます。
ある研究機関の動物実験で、あらかじめ抗酸化物質を与えておくと酸化ストレスによる組織機能のダメージが軽減されることが認められています。しかし、各組織の酸化反応は瞬時に起きるので、活性酸素が発生した後で摂取しても、その効果は期待できません。日ごろから抗酸化物質を十分に摂取しておくことが、ガンの芽を摘み、ガンを成長させない大切な食習慣であることが理解できます。 |